2021年に旧ホームページに書いたものですが、重要なのでこのブログに保存します。
コロナ感染に不安な方、免疫をあげたい方、ご参考にしてください。 予防薬あります。
東洋医学の歴史2000年の中で何度も新型ウイルスと戦ってきています。今回のウイルスに関しても漢方は予防、
重症化を防ぐ点で大いに役にたちます。
ウイルス、細菌、花粉、風、寒、熱、湿・・・などは外邪になります。外邪とは漢字のままですが、外から受ける邪のことです。
これが病因となります。よって、ウイルスの予防薬も、花粉症の予防薬も同じです。要するに体のバリア、皮膚のバリアを強めることが、予防になります。
ご家庭でできる一番大切なことは、予防をすることです。予防で大切なのは、肺の気をを十分に満たすことです。
肺の気が満たされれば、強い皮膚バリアができます。
もしあなたが、とても健康なら玉屏風散を1日1回服用すれば良いと思います。
もしあなたが、不眠、倦怠感、があるなら、補中益気湯、十全大補湯が良いと思います。
もしあなたが、喘息、痰、鼻水の症状があり、肺の気が弱っているのなら、肺炎へのリスクを軽減するために、治療が必要です。
なかなか、判断は難しいと思うので、私に連絡をするか、お近くのTCMまで。
漢方薬は新型コロナウイルスによる重症化を防ぐ
喉が痛い、だるい、胃がムカムカするなどの症状がある時。これらの症状は発熱する前に起こる見逃されそうな軽い症状ですが、この時点でウイルスが体内に入るのを止めましょう。銀翹散、版藍根、桔梗湯、藿香正気散、などを用意しておくと良いと思います。
銀翹散は色々な使い方があります。予防薬としても使えますし、喉の痛み、急な発熱、目の痒み目の赤みの花粉症にも効果的です。
私の患者さんで当時7歳の女の子。眼だけが真っ赤に腫れる花粉症で何をやっても効かず、その時期は外では遊べなかったのですが、銀翹散を服用後3週間で外で遊べるようになり、翌年からも酷い眼の症状はなし。現在10歳ですが、今は全く症状がでません。銀翹散は効くなという実感があります。
版藍根、銀翹散セットは帯状疱疹にも効きますよ。
このように、ここに紹介した漢方薬は使い方が色々あります。コロナだけではありません。
万が一、感染し発熱、咳、倦怠感、などの症状がでた時は、金花清感顆粒(麻杏甘石湯+荊芥連翹湯)、清肺排毒湯などを用意しておくと良いと思います。
Covit19のために作られたのが清肺排毒湯ですが、麻杏甘石湯、五苓散、小青竜湯、小柴胡湯、香蘇散の合剤です。肺に作用、水毒除去、邪が裏に入るのを防ぐ、胃腸にも作用と見ての通り凄い処方です。
Covit19は中医学では温病に属するので、とても動きが早く体の中まで入り込んでくるのが特徴です。
日本では傷寒論が使われているので、葛根湯、麻黄湯が有名ですが、これらの漢方薬が効く病因は寒邪です。よってこれらは、インフルエンザの治療薬です。
これらの漢方薬をそろえておきたい方はご連絡下さい。
その他のコロナ対策
お灸をして免疫力を高めたる
早寝(重要)
季節にあった食事をとる(腹8分目)
適度なスポーツ
日光浴
笑う
去年に引き続き、Webで風邪、インフルエンザ、Covit19ついての漢方講座を検討中です。
葛根湯、麻黄湯、小青竜湯、銀翹散、香蘇散、版藍根、桔梗湯、藿香正気散、小柴胡湯、白虎加人参湯、柴胡桂枝湯、桂枝湯、玉屛風散、補中益気湯、十全大補湯 このあたりの基礎の漢方薬の使い方の講座にしようかなと考えています。
興味のある方はご連絡を下さい
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