今回は子供のかかと、くるぶし周りのトラブルについて
成長期と過度の運動によって、足、特にかかと、くるぶし周辺に
痛みを感じる子を何人かみました。
特に、運動をした後に痛くなる傾向があります。
子供に鍼は・・・・・実際問題、怖がってむずかしいですよね。
そんな時にも、お灸です。お灸は炎症をとり、筋肉の動きをスムーズにする
作用があるからです。
子供には怖がらないよう、熱くない特別なお灸をします。
ここで症例報告
1、有痛性外脛骨 9歳 女の子
運動後、内くるぶし前部に痛みを感じ、病院に行ったところ、
ボルタレン軟膏を処方されました。
そして、様子を見てくださいっと言われたそうです。
所見から、明らかに外脛骨が赤く腫れていました。
では、子供用のお灸を実行!
さすがに2,3回で痛みをとるのは難しいですが、1か月で腫れと
痛みを感じなくなりました。
今では普通に激しい運動をしています。
しかし、ここでポイント!
外脛骨はなくなったわけではありません。
この女の子には両足に外脛骨がありました。この骨があるかぎり、
再び痛みを発症する可能性はあします。
なので、油断は禁物。
ケアーとして、過度の運動をした後は お風呂につかり、ストレッチ、
マッサージなどをしてクールダウンすることです。
そして、痛みが生じたら、すぐ来院していただき、お灸です。
お灸はこのように炎症にも効くんですよ💛
☆豆知識
外脛骨とは??
足の内側にある過剰骨(よけいな骨)です。
健常人でも20%は持っていると言われる、よけいな骨です。
5人に1人は持っています。
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