本音は皆さん薬なんて飲まない方が良いと知っていますよね。
だけど検査で基準値に入っていないと心配になりますよね。
みなさん知っていますか?
高血圧ガイドラインはどんどん厳しくなっています。
①高血圧ガイドライン
1999年 70歳未満〈 160/95
70歳以上 〉180/100
2019年 120/80
②
中医学的には年齢+90で目眩、頭痛、動悸などの症状がある方となっています。
これらを考慮して降圧剤を飲むべきなのか?決められると良いと思います。
私が考える
ニセ高血圧とは
例えば70歳で140/90とかです。症状がなければ何の問題もないと思います。
高齢になれば、血管の弾力性は衰え、体の隅々まで血を運ぶにはある程度の血圧が必要です。また勢いがある血の流れは癌細胞を流してくれます。
本物の高血圧
若くして年齢+90以上の血圧がある方で、頭痛、目眩などがある方。
中医学的には
1.血がドロドロしている(瘀血)
血府逐瘀湯、桂枝茯苓丸、桃核承気湯、桃紅四物湯、など
2.血が少ない(血虚)
七物降下湯、四物湯、八珍湯など
3.熱が体にある方、肥満(肝旺)
黄連解毒湯、竜胆瀉肝湯、三黄瀉心湯、大柴胡湯、釣藤散など
4、体が乾燥している(陰虚)
六味丸、天王補心湯など
ツボは全身の症状を見て決めますが基本的には下半身を中心にお灸をします。
高血圧の治療は血圧を下げる事もしますが、「どうして血圧が上がったのか?」という所も考えて治療をします。
食事療法、運動療法、生活習慣のアドバイスも同時に行います。
塩についてですが、減塩はしないでください。
体が必要としている塩分は取ってください。
しかしここが注意!特にスイスに住んでいる方。
ヨード入りの合成塩は取らないで、天然塩を取ってください。
天然塩にはミネラルも豊富に含まれています。とても大切なミネラルです。
天然塩で血圧が上がるリスクはとても少ないです。
ヨードを取りたいのなら、海藻を食べてください。
甲状腺が悪い方、ヨード入りの塩、ケチャップなど要注意ですよ。
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