患者さんからお借りした、奇跡が起こる「超少食」を読みました。
私も現代の美食には疑問を持っています。
この本は超難病の患者さんが数十年も極少食生菜食療法をし病を克服されています。
(脊髄小脳変性症、筋萎縮症、筋ジストロフィー、甲状腺癌、肺癌、前立腺癌、再生不良性貧血、など)
凄いですよね。現代医療では無理なものばかり。
興味深かったのは宿便が出たら病気が治り始めるということです。
これは中医学でもそうで、便秘を絶対に治します。
便を出すことによって、睡眠が改善されたり、精神的にも落ち着きます。
少食で免疫が上がることは知っていましたが、凄い数値でした。
京都のパスツール研究所でインターフェロンαを調べたところ、普通の人は5000単位、糖尿病や肝炎3000単位、エイズ1000単位に対し、超少食2万277単位、2万1692、1万3880と普通の人の4倍の値です。
順天堂大学で基礎代謝を調べたところ、脊髄小脳変性症の女性の基礎代謝が一般的な同年齢の女性より43%も低い事がわかり、かなり省エネルギーの体質になった事
また大阪教育大学で調査で「体内で尿素を再利用してタンパク質を作り出している」ということがわかりました。尿素は普通は尿として排出されますが、尿素に入っているたくさんの窒素を利用してタンパク質を作っていたのです。(低タンパクの食事をすると2週間ぐらいで誰でもそうなるとの事)
理化学研究所で腸内細菌を調べたところ、人間離れして牛のようだと言うことです。
牛は草しか食べないのにとても体格が良いです。それは腸内細菌が植物を分解してアミノ酸を作り出し、腸で吸収してタンパク質を作り出しているからだそうです。
植物の繊維を分解する腸内細菌は普通の人で30%くらい、それが60%もあったそうです。
人間ってすごいな〜
不可能ってないですね。
ヒポクラテスの有名な名言で「人は身体の中に100人の名医を持っている。その100人の名医とは自然治癒力である」と言っています。
こういう情報があると超難病になっても希望が湧きますよね。
食の勉強をすると、脳が美食を受け付けなくなってきています。
私は素から粗食が好きだったので、スイスでもこの食事をなるべく続けようかなと。
たまには、豚カツとかも食べますが(豚さんの命、揚げ物と言うことで罪悪感がありますが)そういう物を食べた次の日は、素食です。
甲田先生の病院では西式健康ほうも取り入れています。
私も今日から寝る前のヨガを止めて、やってみます。
とても良い本を貸してもらいました。
ありがとうございました。
PS
人間も小宇宙で分かってないことだらけなのに・・・
どうして西洋薬の一辺倒の治療に疑問をもたないのか・・??
不思議です。
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