
人は自然から遠ざかるほど病気に近づく
ヒポクラテス
亜希 水上 ブッハル
薬剤師 鍼灸あん摩マッサージ指圧師
北海道札幌市出身。
1998年、昭和大学薬学部生物薬学科を卒業し、薬剤師免許を取得。
卒業後はヤンセンファーマ(ジョンソン&ジョンソン)に入社し、3年間勤務。
在職中は経口ピルの全国売上で2年間連続No.1のMRとして実績を積みました。
その後、1年間世界を旅し、多様な経験を重ねる。
帰国後は薬剤師として勤務しながら、東洋鍼灸専門学校に通い、
鍼灸あん摩マッサージ指圧師の資格を取得。
薬剤師としてのキャリアでは、小児科をはじめ、循環器内科、内分泌内科、皮膚科、整形外科、精神科、産婦人科、泌尿器科など幅広い診療科の薬を扱いました。
さらに、日本鍼灸界の第一人者である岡部素道先生の弟子、戸出一郎先生のもとで2年間学び、経絡治療の理論と実践を深く習得しました。先生方の豊富な知識と経験に触れながら、自身の技術と理解を磨きました。
2020年より、日本漢方から中医学へと治療方針を切り替え、
現在も中医学を継続的に学習中です。
2週間ごとに最新知識をアップデートし、毎月研修を重ねながら、日々治療技術を磨いています。

はじめまして
私は北海道札幌市出身で、1980年から実家でオーガニックショップ「むつみ屋」を営んでいます。
幼少期から「食の大切さ」や「自然に沿った暮らし」の重要性を身近に感じながら育ちました。
野菜、魚、肉、米、調味料、化粧品など、生活のあらゆるものがオーガニックで揃っており、体調が崩れた時は、病院に行くよりも鍼灸や漢方薬で体を整えることが当たり前の環境でした。
私にとっては自然なことでしたが、一般的には少し特殊な環境かもしれません。
薬剤師として大学で薬理や生理学を学ぶ中で、二つの気づきがありました。
一つ目は、西洋薬は本来体が行う自然な反応を妨げることがあるということです。西洋薬は「病気を治す」というより、症状を一時的に和らげる対症療法である場合が多くあります。
二つ目は、体が示す発熱、痛み、高血圧などの反応には意味があり、むやみに抑えてはいけないということです。
その点、東洋医学は私たちの体を自然の一部と考え、病気の原因を追求する学問です。
弁証論に基づき、単に症状を抑えるのではなく、体質や生活環境に応じて根本から整えていきます。
(各症状のページでも詳しくご説明しています)
私の治療の目標は、身体と心の健康を取り戻すことです。
不調の原因を探り、食事・生活習慣・運動・メンタル面など、総合的にサポートします。
心の幸福度も大切に考えており、患者さま一人ひとりに寄り添った治療を心がけています。
皆さまの健康と幸せに貢献できることを、心から願っています。

医療雑誌「医道の日本」で「海外で活躍する鍼灸師」として紹介されました。


