私が実践している睡眠の質を上げる方法
- 亜希 Bucher
- 2月23日
- 読了時間: 4分
更新日:7月30日

〜体の不調も、病気も、「よく眠れる体」がカギ〜
「健康に良いことは色々やっているけど、いまいち効果が感じられない…」そんな方にこそ伝えたいのが、“睡眠の質”を高めることです。
実は、がん細胞は毎日2500〜5000個も体内で生まれています。
けれど、それを黙って見ているわけではありません。
私たちの体は、リンパ球系(=副交感神経)がそれらを毎日せっせと退治してくれているんです。
その大切な免疫機能が働く時間帯は、夜23時〜朝4時。
でもその時間に眠れていないと、免疫のスイッチが入らず、体は少しずつ弱っていきます。
質の良い睡眠がもたらすもの
☑️ 朝スッキリ目覚める
☑️ お通じが整う
☑️ 肌の調子が良くなる
☑️ 気持ちが穏やかになる
☑️ 免疫力が高まり、病気を寄せ付けにくくなる
実感がなくても、副交感神経が優位になっている時、体の修復は進んでいます。
だから「眠ること」は、どんなサプリや健康法よりも大切なんです。
私が長年続けている「睡眠力を高める習慣」
20年以上続けてきた習慣です。
どれも簡単で、今すぐ取り入れられることばかりです。
① 朝、太陽の光を浴びながら「言霊」を唱え
「セロトニン(幸せホルモン)」を作る
→ 夜には自然に眠気ホルモン「メラトニン」に変化します。
② 日中はなるべく体を動かす
→ 肉体疲労は深い眠りに導いてくれます。
③ 寝る2時間前からスマホ・パソコンを見ない
→ メラトニンは“光”で分解されてしまいます。
④ 寝る前にお風呂に入る
→ 深部体温が下がると眠りやすくなります。
⑤ 寝る前にストレッチ、ヨガ、お灸をする
→ 血流が良くなり、副交感神経が優位になります。
⑥ 遅くとも22時半には布団に入る
→ 体の修復時間をしっかり確保!
この6つをまず1週間だけ試してみてください。それでも「眠れない…」という方は、体に眠れない原因があります。
中医学から見た「眠れない理由」
中医学では、「不眠」は単なる症状ではなく、体の内側からのメッセージと考えます。
以下のような体質が原因かもしれません:
陽虚(ようきょ):冷えや代謝の低下
血虚(けっきょ):血が少なく、精神が不安定
気滞(きたい):ストレスで気が滞る
痰湿(たんしつ):老廃物が体にこびりついている
自律神経の乱れ:更年期、うつ、橋本病、バセドウ病など
私の治療院では、丁寧な問診を通して原因を見極め、体に合った漢方薬や鍼灸を提案しています。
実際、患者さんからはこんなお声をいただいています:
🔹「ぐっすり眠れるようになった」
🔹「安定剤や睡眠薬が減った」
🔹「夜中に起きることがなくなった」
どれも副作用のない、やさしい治療です。
私の実体験
ちなみに、私は先ほどご紹介した1〜6の習慣を、もう20年以上ずっと続けています。
もはや特別なことではなく、日常の一部。完全に“習慣”になっています(笑)
加えて、漢方薬も自分の体質に合わせて取り入れています。
そのおかげもあってか、今でも「眠りの質がいい」と感じています。
夜ぐっすり眠れて、朝は「もう朝?」と感じるくらいスッキリ目覚められます。
週末は、少しだけ朝寝坊して10時くらいまで“貯め寝”することもあります。
でも、たまに眠れない夜も正直あります。
たとえば、生理前や満月・新月の前後など、月の引力や地場の影響を強く受けるタイミング。こういった自然の変化に、体が敏感に反応しているんだと思います。
でも、そんな時は「そういう日もある」と、受け入れるようにしています。
体は自然の一部。完璧じゃなくて当然です。
まとめ:眠ることは、健康の基本
睡眠の質が変われば、免疫・肌・腸・心、すべてが変わっていきます。
「今まで何をしても変わらなかった…」そんなあなたへ。
まずはよく眠れる体を取り戻してみませんか?
🕊️ 無理のない方法で、あなた本来の眠りを思い出していきましょう。
📩 ご相談はお気軽にどうぞ。オンライン相談・カウンセリングも受付中です。
コメント